ガルーン3 – (3)バックアップについて

前回まではガルーン3についての愚痴になったが、今回は運用時に問題となるバックアップについてまとめてみた。

私の職場で運用しているガルーン3は全体で130GBにまで成長している。

社内で運用しているシステムでデータが100GBを超えるのはガルーンだけ。しかも、ガルーンの場合DBと物理ファイルの結合度が高いので同じタイミングでバックアップを取る必要がある。つまり、システムを停止して全体をバックアップする必要がある。よって差分バックアップは不可となる。

また、robocopyなどのツールによってファイル単位でバックアップすると、ファイル数が多い為かなりの時間がかかる。そして本当に復元できるのかも実際にやってみないと判らない。そもそも社内に100GB単位のデータを5世代もバックアップ取れる設備があるのか?うちの会社にはありませんでした(ノД`)

結局、社内で運用していたサーバーは RedHat -> Windows2003R2(64bit) -> Hyper-V上でWindows2003R2(64bit) という形で移設している。仮想化ならデータの整合性が保証できるというのがポイント。

他にも、データサイズが大きいことによってトラブル発生時にバックアップデータからの書き戻しも4時間という単位が必要になる。例えばバージョンアップに失敗して、バックアップから書き戻すのにイメージバックアップなどのソフトを使わないでファイル単位で復元した時、成功するか失敗するかは4時間後にしか判らない。しかも、失敗した時は再度4時間のデータコピーを待つ必要がある。私の経験で言うとトラブル時にこんな作業は現実的ではない。

また、「Windows Updateを適応したらガルーンで不具合が発生」という最悪のパターンに備えると予備のサーバーは可能な限り用意したい。

結局何が言いたいかというと・・・ガルーンを導入するという事は

  • 結構な額の初期費用
  • 定期的なバージョンアップや不具合対応
  • 100GB単位でデータのバックアップが取れる環境
  • トラブル用の待機サーバー
  • SAS,FC,iSCSI接続のNASストレージ(100GBのデータを待機サーバーへ素早くマウントする手段。)
  • ユーザー毎の年間保守費用

まで考慮する必要があります。特にストレージの初期費用と保守費が高いので事前に考慮するべき。

もちろん、待機サーバーやNASストレージは規模や重要度によるかとは思います。とは言っても、ガルーンの導入を検討するレベルであれば考慮した方が良いかと。導入してから乗り換えること自体難しいので。

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