グループウェアの社内運用について

結局、ガルーンを4年ほど運用して分かったことは、

  1. アップデートやトラブル対応で相当な手間がかかる。
  2. メールは使いにくいので、重要視するなら別製品と組み合わせる方がよい。
  3. 最新版はサービスパックが提供されてから使う。
  4. トラブル時に100GB単位のデータはUSB2.0やNASではまともにリストアできない。
  5. 停止時間を抑えたい場合はD2D2Tなどでバックアップするのがよさそう。スナップショットを取る方式がサイボウズでも例示されている。
  6. 可能なら100万円オーバーのストレージ(iSCSIやFC)とLTOへのバックアップが理想。
  7. RAID1/RAID5ならSAS 15,000rpm以上のHDDを使うべき。
  8. SATAを使うならRAID10などでパフォーマンスを上げた方が良い。
  9. 仮想化はできるが、100GB単位のデータを世代管理でバックアップできる構成が必要。
  10. 万が一の場合に備えて移行できる空のサーバーを用意しておくといいかも。
  11. サイボウズのサポートは宛にできない。オフィシャルパートナー経由で購入するべき。
  12. ユーザー単位でコストがかかるので、たまにしか利用しないと思われるユーザーにはライセンスをは割り当てたく無くなる。

という点だった。最大の問題は2004年頃まで各ユーザーのPCに保管する運用が主流だったメールのデータをサーバーで集約する事によるデータ肥大化がすべての原因のように思える。

メールの送受信設定などの負荷を減らすためにWebメールという方式でデータをサーバーに集約したのに、今度はデータの肥大化に困るというのは、運用形態の変化を決めたのにそれに耐えられるHWへの投資を怠ったのが原因。

もし、グループウェアの導入を考えるのであれば上記を考慮した上で判断した方が良いと思う。Saas(クラウド)の場合はランニングコストが増加するが、運用の負荷が無い点を考えると選択肢としては有力だと思う。

散々、気に入らない点を書いたが現状サイボウズ程グループウェアに関するノウハウを持っている会社は存在しないので、サイボウズOffice、ガルーン3、サイボウズLiveのノウハウを集約してると思われる、Kintoneには期待してる。

ガルーンからのアップグレードパスを用意してくれたら・・・きっと乗り換える。でも、今度は入念に他社製品と比較して検討したいと思う。

参考までにもし、自分がガルーンを社内で運用せざる得ない状況になったら・・・という構成を書いてみた。

  • ガルーン専用として設置
  • SAS 600GB (10,000rpm~) x6 + 1(ホットスタンバイ)
  • RAID5 (実容量は半分の3TB)
  • LTO5ドライブ

という構成にして、深夜にHDDへバックアップし日中にLTOへ保管するようにする。BackupExecならできたはず。HW障害は諦める。心配なら保守は24時間対応にする。でも、5年ぐらいで新しいサーバーへ乗り換える前提ならほとんど問題ないはず。SASとLTO5だけで120万超えそう(ノД`)シクシク

逆に言えばこの程度の投資ができないなら社内運用なんてお断りたい。

この記事で言いたかったのは、4年かけてやっとこれだけの判断基準が見えてきたという事で。

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